最近マンガのレビューばっかりですが気にしないでください
それしか書くことがないんでw
では、早速マンガのレビューを始めますが、その前に1つ。
このレビューを読んでいて異変を感じたらすぐに引き返してくださいそのときにはもうダイアナのように手遅れかもしれませんが・・・
Anne「We've got a long piece to drive yet, haven't we? Oh, I'm glad, because I love driving.」
赤毛のアン「ちょっと遠いんですよね?嬉しいわ、私、馬車に乗るのが大好きなの」
人々は馬車を愛していました。それはその時代にとって貴重な移動手段であったからですが、それだけではありません。自動車とは違い、ゆったりと進む馬車はやわらかな風を肌で感じ、ゆっくりと流れていく美しい景色は人の心を癒してくれたからです。
特に、孤児達にとっては自分を未知の世界へ連れて行ってくれる夢のようなもの。
毎日慎ましく生活していても、お迎えが来たとならば乗らない筈がありません。
そう、この馬車に乗っていけば丘の向こうにある未知の世界に連れて行ってくれるのです・・・。
ある日、柳荘(ウィローズ)にもお迎えが来ました。
「14年間・・・・・本当にありがとうございました」
ダイアナは孤児院の皆に別れを告げました。
柳荘の代表としてブラッド・ハーレー家の養女に選ばれたからです。
ブラッド・ハーレー家、それはこの国第4位の資産を有する公爵家
当主 「ニコラ・A・ブラッドハーレー」 貴族院議員
しかし、こういった諸々よりも子供達、特に少女の間では憧憬とともに語られる名でした。
ブラッドハーレー 聖公女歌劇団晴れやかな舞台。その上で何とも美しい少女たちが煌びやかなドレスを着て。
その歌劇団の演技は2度と忘れないような興奮を覚えるものでした。
そして、誰もが憧れていました。私もいつかあの舞台に立って綺麗なドレスを着て演技をしたい、と。
特に孤児達には強い憧れがありました。それは、ある噂があったからです。
ブラッドハーレー 聖公女歌劇団は、皆全員孤児だと。
そして噂は本当で、ついにダイアナにもお迎えが来ました。
勿論、ダイアナも他の孤児達と同じように聖公女歌劇団に憧れを持っていたのでその馬車に乗ることを拒否しませんでした。それは、彼女らにとっては至極当たり前の選択でした。
しかし、何故か柳荘の先生の目には悲しそうな涙が・・・。
馬車は1時間ぐらいして見返り峠を越えました。
見返り峠には小さいが見事な野茨が群生していて、それを見下ろすポプラがあり、その様子が柳荘の立つ丘の風景に似ているので希望と不安に胸を膨らませながら馬車に乗っていても、誰もがその峠を越えるときだけは残してきた仲間のことを想い、来た道を振り返ってしまうことから名付けられました。
この時、もしダイアナが異変に気づいていたのなら助かったかもしれません。
御者「自動車の方がよかったかね?」
ダイアナ「いえ、馬車の方が好きです」
ダイアナも赤毛のアンと同じく、馬車が好きでした。
だから、気づけなかったのかもしれません。
大好きな馬車にゆられながら、美しい景色を見て、風を感じていたから。
だから、気づけなかったのかもしれません。
丘の上の未知の世界に夢をみていたから。
気づけなかったのかもしれません。
その異変に・・・。
いつしかダイアナを乗せた馬車は到着しました。
屋敷ではなく、見たことも無い奇妙な形の塀に囲まれた建物に。
殺風景な場所。とてもブラッドハーレー家のお屋敷には見えない。
まるで刑務所のような・・・。
ここで初めてダイアナは異変を感じます。
しかし、すぐに着替えさせられて、ある部屋に連れて行かれます。

あなたは、ダイアナに訪れる絶望を予想することができるだろうか
きっと、あなたの予想は当たっていると思います。
あまりにも絶望的な未来。あまりにも恐ろしい未知の世界。
馬車に乗っていった少女達の行方を知るものはだれ1人としていない・・・
終わり
「これはすごい。けど勧めたいけど勧められない。けど読んでほしい。」とたかすぃさんが言ってたんですが。
その意味がわかりましたよ。まぁ先輩には無理やりでも読ませますがw